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セミナー

第32回日本乳癌学会学術総会 ランチョンセミナー10

開催日 2024年7月11日(木)12:00〜12:50 演題 「使ってますか?リキッドバイオプシー?? ~CGPにとどまらない、乳がん診療におけるctDNA検査の未来を考える~」 座長 久保 真 先生 九州大学病院 乳腺外科/臨床遺伝医療部 演者 吉波 哲大 先生 大阪大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科学/大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 共催 第32回日本乳癌学会学術総会/ガーダントヘルスジャパン株式会社
抄録 乳癌診療において精密な薬物療法を実現するためには、がんの実情を知る必要があります。血中循環腫瘍DNA(ctDNA)は、血中で半減期が短いながらも、がんの遺伝情報を保持しており、骨転移であってもctDNAが検出できることが報告されています。ctDNAの質的な診断を行うことで、がんの時間的、空間的な不均一性を把握して最適な治療に繋げたり、量的な診断を行うことで将来、がんの再発の芽を摘む機会を得られる可能性があります。CGP検査にとどまらない、乳癌診療におけるctDNA検査の未来を考察します。 動画チャプター 0:00:00 アナウンス 0:00:52 座長御挨拶・演者御紹介 0:03:18 CGPにとどまらない、乳癌診療におけるctDNA検査の未来を考える 0:05:31 がんの実情を知る:がん遺伝子パネル検査の登場 0:14:54 ctDNAについて:基礎知識+その他 0:23:02 質的診断を考察:不均一性を捉える 0:35:22 Guardant360® CDx がん遺伝子パネルの臨床実績 0:38:18 臨床応用について 0:47:32 まとめ